豊田おいでんworks お役立ちコンテンツ その他お役立ちコンテンツ記事 重い物の持ち方にコツはあるの?体をなるべく痛めずに働くために知りたいこと

重い物の持ち方にコツはあるの?体をなるべく痛めずに働くために知りたいこと
2022年01月17日
その他お役立ちコンテンツ記事

重い物を運ぶときに持ち方のコツがあるのか、体を痛めないように働くための方法が気になりますよね。
そこで重い物をどうすれば、体を痛めずに持つことができるのかを紹介していきます。工場で仕事をしていると、重い物を持つことがあると思うので参考にしてください。
工場などでは重い物を運ぶことも
工場などでは重い物を運ぶこともよくあります。
作業に必要なものが、重い物が多いのでどうしても運ぶことが増えます。
どのようなものを運ぶかというと、
• 一斗缶
• パイプ
• 設備の部品
• 薬品などが入った袋
このような物です。
実際にどのような場面で運ぶのか紹介します。
一斗缶
一斗缶に入っているものは、ペンキや油です。
工場で使用している設備の油が減ってきてしまったり、清掃の時ペンキを使用して色を塗る時に使用します。
一斗缶の容量は18リットルなので、水だと18キロ入ることになります。片手でさっと持ち上げようとすると腰を痛めてしまう可能性があるので、持ち上げる際はゆっくり持ち上げて怪我をしないようにしましょう。
パイプ
パイプは足場を作るときや、配管の交換や取り付けをする時に使用します。
パイプにはいろいろな材質があるので一見、軽そうに見える物でも実際に持ってみると、重いものもあります。長さも様々なものがあるので運搬する時には一度重さを確認してから持つようにしてください。
設備の部品
工場で使用している、設備に使われている部品は重いものが多いです。
クレーンなどを使用して運べれば問題ないのですが、場所が狭くどうしても人の手で持ち上げたり、移動しないといけない場面があります。そのような場面だと、体勢も悪くなるので持ち上げる時には細心の注意が必要となります。
薬品などが入った袋
工場で薬品を使用してるなら薬品が入っている袋も重量物になります。
薬品が入っているような袋は25キロぐらいのものが多いです。
袋がビニールなど滑りやすい素材だと、滑って持ちにくいこともあるので持ち運ぶときは滑らないような工夫をして持ち運んでください。
上げ方を間違えると体に負担が
重い物の上げ方を間違えると、体に負担がかかりケガなどの危険があります。
無理な体勢で重い物を持ち上げようとしたり、無理にあげようとすると体に負担がかかってしまいます。
努力義務にはなるのですが、「腰痛予防対策指針」で男性は体重の40%以下、女性は体重の24%以下の重量制限があるので、できるだけ守るようにしてください。
例えば、男女ともに60キロの人がいたとします。すると、男性の場合は24キロ以下女性は14.4キロ以下の重さを扱えることになります。
無理に重い物を上げようとすると最悪の場合、ギックリ腰や腰を怪我してしまい仕事を休まないといけなくなってしまうかもしれません。それならまだいいですが、日常生活にも支障をきたすこともあるので取り扱いには十分注意してください。
重量物の持ち運びのコツ
重量物の持ち運びのコツを紹介します。
難しい方法ではなく、すぐにできるやり方なので参考にしてください。
持ち方のコツ
はじめに重量物(段ボール)の持ち方のコツを紹介します。
• 背筋を伸ばしたまま膝を折り畳んでしゃがむ
• 対角線(左下と右上)を持つようにします(逆でも可)
• 上半身全体をダンポールに密着させて抱え込むように垂直に立ち上がる
この方法を実践すると、腰にかかる負荷を最小限にできます。
ここではダンボールを例にして紹介しましたが、他のものでも基本的に持ち方は同じです。重い物を運ぶ際はぜひ実践してください。この方法でも持てなそうな重いものは、無理して1人で持たず2人以上で持つようにしましょう。
運び方のコツ
重量物の運び方のコツを紹介します。
運び方の方法としては、
• 二つのダンボールを運ぶときは「下が軽いダンボール」「上が思いダンボール」にする
• 正面で持たないようにする
• 骨盤のでっぱりに触れる位置で運ぶ(右利きなら骨盤の右側)
• 持つ手が対角線になるようにして運ぶ
このことを意識して持つと重量物が運びやすくなります。ラクに運べるようになりますがケガをする危険はまだありますので、注意しながら運ぶようにしてください。
もしできるのであれば、持たなくてもいい方法運ばなくてもいい方法を考えて実践するとケガのリスクも無くなるのでおすすめです。
まとめ
工場で働いていると重量物を運ぶことはよくあります。重量物を運ぶ際はここで紹介したことを実践して、ケガをしないように気をつけてください。危ないと感じるようなことがあれば、2人で持つようにしたり、上司の人に改善してもらえないか相談しましょう。ケガをしないで安全第一で仕事をしてください。
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