豊田おいでんworks お役立ちコンテンツ その他お役立ちコンテンツ記事 危険予知トレーニングとは何?働く前にイメージすることの大切さ。

危険予知トレーニングとは何?働く前にイメージすることの大切さ。
2022年01月07日
その他お役立ちコンテンツ記事

目次
危険予知トレーニングってどんなことをしているのかわからないことが多いです。
実際にやってみた例から、どのようなことをするのか紹介します。
危険予知トレーニングを実際にやったものを例としているので、参考にしてください。
仕事には危険もある
(製造業・工場での危険の内容の一例を紹介)
仕事には危険あものがあるのでいくつか紹介します。
• ロール機の清掃作業
• 天井クレーンでの鋼板移動作業
• 印刷工場でのためし刷り作業
ロール機の清掃作業
ロール機の清掃作業での巻き込まれ災害です。
この設備は電源を切っても少しの間惰性で回る設備でした。
電源を切った後、回転が停止したことを確認せずに手入れをしたため巻き込まれが発生しています。
天井クレーンでの鋼板移動作業
天井クレーンで鋼板を移動しているときに起きた挟まれ災害です。
天井クレーンを使って鋼板を移動させているときにクレーンの操作ミスに起きたものと推定されています。
自分でクレーンを運転して鋼板を移動させようとしていたのですが、操作を間違えてしまい架台と鋼板の間に挟まれてしまい災害が発生しています。
印刷工場でのためし刷り作業
印刷工場でためし刷りを使用として印刷機に巻き込まれた災害です。
印刷しようと作業を開始したのですが、うまく調整ができず対応している最中でした。
2人で作業していたのですが、安全装置が動作しないようになっており作業の手順もない作業をやっている中で起きた巻き込まれ災害です。
危険予知トレーニング(KYT)とは?
(危険を避けるための対策としてKYTを紹介)
仕事をしていてその中にひそむ危険要因と、その要因がどのような現象を引き起こすのかを数人の集団で話し合い、行動する前に解決する訓練です。
製造現場などで作業をしていると、さまざまな危険があるのでそれを事前に見つけ災害にあわないためです。
進め方ややり方
(職場でやっている例)
危険予知トレーニング(KYT)の具体的なやり方を紹介します。
• どんな危険がひそんでいるか?
• 危険のポイント
• 具体的な対策案を出し合う
• 目標を設定する
この流れで基本的には危険予知トレーニング(KYT)を進めていきます。
どんな危険が潜んでいるか?
まずはイラストシートや作業を見てどのような危険があるか考えます。
どのような作業をするか聞いただけだと想像がつかないので、実際にイラストや作業を見ることが大切です。
例えば、ロールの手入れ作業のイラストがあったとしたら、
• ロールが動いているうちに手入れをしたら巻き込まれる
• つまずいたらロールが動いてる中に巻き込まれる
など想像して意見をたくさん出していきます。
危険のポイント
みんなで意見を出した危険なポイントのうち、重要だと考えられるものを選びます。
その中からさらに早急に対策をしたほうがいいもの、重大な災害となる可能性があるものを選びます。
選んだものが危険のポイントです。
危険のポイントは1つだけでなくいくつか選んで大丈夫です。
具体的な対策案を出し合う
先ほど選んだ危険のポイントについて対策案を出し合います。
具体的で実現できそうな対策を紙に書き出していきます。
一つの作業に対して、大体3つほどの対策をみんなで話し合い出していきましょう。
目標を設定する
最後に目標を設定します。
必ず実施する対策を話し合っている全員で、1つに絞り込んでいきます。
みんなで話し合って、決めたものを行動目標として唱和しましょう。
危険予知トレーニングはこのような流れで進めていきます。
<>h2実例を紹介
(どんな危険を皆が考えるかの例として、都工業の安全衛生推進委員会での発言など)
どのような危険を考えるのか、実例を紹介していきます。
• 荷物が積みすぎ、拘束具がないため倒れる恐れがある
• 靴底がつるつるで滑り転倒の恐れがある
• 停止中の輪止めが無くトラックが動いてしまい周りの人を巻き込む恐れがある
このように危険なことをあげていきます。
紙などに書き全員に周知できるようにしておきましょう。
ぜひ危険予知トレーニングをする際は参考にしてみてください。
まとめ
危険予知トレーニングとは何かについてまとめてきました。
製造現場などで作業する際には、危険予知トレーニングをすることはよくあります。
この記事を参考にして働く前にどのようなことを知っていると、実際にやるときに置いてかれずに済みます。製造業や工場で働くならぜひ、危険予知トレーニングを理解してから働きましょう。
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